【小学生の雨の日】登下校はどうしてる? 実際に強風・豪雨の日の登校に付き添って分かった雨の日対策など

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people in green and blue jacket walking on green grass field during daytime 小学生の生活

入学・新学期早々に、春は意外と悪天候の日が多く、お子さんの登校が心配だったご家庭も多いかと思います。

新小学1年生にとって、ただでさえ重たいランドセルでバランスが悪くなるのに、雨や強風の中、傘をさしての登下校は本当に大変です。

娘が通う小学校には登校班は無く、各自で登校しています。自宅から学校までは大人の足で歩いて15分程、子供だと、真面目に歩いて20分程の距離です。

娘が入学してから2年生の途中まで、朝の登校は学校まで一緒に付き添っていました。(娘が心配というより、私の運動不足解消が目的だったのですが…)

低学年中心に、実際に見て分かった雨の日対策をご紹介したいと思います。

りり子
りり子

雨の日の登校が少しでも安全になるよう、お役に立てればうれしいです

雨の日の通学路はどんな感じ?

晴れの日と雨の日では通学路の様子も大きく変わります。

雨の日の通学路の状況

  • 傘をさして歩くので、せまい道では子供たちの徒歩渋滞発生
  • 大きな水たまりができて、歩道が狭くなることも
  • 車の渋滞が発生し、曲がり切れずに横断歩道の上で信号待ちをする車も。車をよけながら横断歩道を渡ることになり危険!
  • 風が強い日は、ビル風など場所により、かなり強風になるところも。
  • 自転車が少ないのでちょっと安心
  • 一緒に付き添う親が増えるのでちょっと安心

風で傘や帽子が飛ばされても、あわてて道路に飛び出すことがないように、事前に声かけするよう学校から連絡がありました。

りり子
りり子

雨の日と晴れ日では通学路の様子が異なります。

一度だけでも雨の日の登校に付き添って、危ない場所を一緒に確認すると安心です。

学校に無事に着いたかな…と心配になることもあるかと思います。そんな時はGPSを持たせておくと安心です。よろしければ『【GPS】2年間、ランドセルに入れて持たせてどうだった? キッズ向けGPSの学校への持たせ方など ご紹介』をご参照ください。

雨の日の学校 1年生の下駄箱付近は大混雑

雨の日は、学校の下駄箱付近は大混雑でした。

雨の日の下駄箱付近の状況

  • レインコートを自分で脱ぐことができない。脱いでも付属の小さな袋に入れられない。
  • 長ぐつが下駄箱に入らない (ひざ丈くらいの長ぐつだと、折らないと入らないことも)
  • 折りたたみ傘がたためない。たたんでも、付属の小さな袋に入れられない。
  • 折りたたみ傘が 登校途中、強風で壊れてしまい、泣きながら登校するお子さんも。

下駄箱付近では校長先生はじめ、担任や家庭科や図工の専科の先生、私と同じように付き添いしている保護者もお手伝いしましたが、子供たちが下駄箱付近になかなか入れず、外まで渋滞することも。

りり子
りり子

私は、娘がレインコートを脱ぐのを手伝うために 下駄箱付近まで付き添いましたが、同じようにレインコートが脱げずに困っているお子さんが一番多かったです。

雨具の選び方

レインコートランドセルの上から着る場合は大き目サイズがおすすめ

ランドセルの上からレインコートを着る場合は、ランドセルが思った以上に幅を取り、2サイズくらい上のサイズを買う方が安心です。

小学校1年生の標準体型の娘は、130サイズでは前のボタンがギリギリで、140サイズを着ていました。150サイズでも良いくらいでした。

大き目サイズを買う場合、高学年でも使うこともできますが、高学年になるとお花やユニコーン、恐竜柄などは嫌がるかもしれません。レインコートは高学年でも、遠足や林間学校、遊園地に行く日など、着用する機会もあるかと思いますので、シンプルなものを買う方が、後々に着用してもらえる可能性が高くなります。


高学年まで使えそうなシンプルデザインです

 (風が強い日は折りたたみ傘より長い傘を!

風が強い日は、とにかく長い傘をおすすめします。

強風の日に折りたたみ傘が途中で壊れて泣きながら登校してきたお子さんを見て、娘にはできるだけ長い傘を持たせるようにしています。

折りたたみ傘は、たたんで袋に入れるのが子供には難しいため、朝は晴れていて、下校時にちょっと にわか雨があるかも…という「念のため」という時にだけ持たせています。

日傘兼用の長い傘もありますので、日傘OKな学校なら便利かと思います。

大きすぎる傘は、視界が悪くなるのと、大きい分、多くの風を受けやすいので、成長に合ったサイズが良さそうです。


晴雨兼用の長い傘

折りたたみ傘は強風には弱いですが、万一のために置き傘があると安心です。折りたたみ傘を選ぶポイントなど、よろしければ、『【キッズ用折りたたみ傘】小学校での置き傘などにおすすめの折りたたみ傘は? 選ぶ際のポイントや使用時の注意点など』もご参照ください。

防水スニーカー  (長ぐつを嫌がる場合は防水スニーカーという選択肢も

長ぐつを履いてくれれば良いですが、学年が上がるにつれて長ぐつを嫌がることもあると思います。

そんな時は防水スニーカーがおすすめです。


晴れの日にも履けるデザインの防水スニーカー

ランドセルカバー (高学年になっても使う可能性あり)

学年が上がるにつれて、レインコートや長ぐつ率はぐっと少なくなりますが、ランドセルカバーは大雨の日に使用している高学年のお子さんも結構いました。雨風が強いと、ランドセルのすき間から雨が入る可能性もあり、タブレットを入れている場合は、濡れると故障の原因にもなりますので、ランドセルカバーがあると安心です。

かわいい柄のランドセルカバーもたくさんありますが、高学年まで長く使うことを考えるならシンプルなデザインが良いかもしれません。


高学年でも使えそうなシンプルデザイン

ランドセルバッグ 

雨の日は、傘に加えて、手提げバッグを持つのはとても大変です。ランドセルに装着できる「ランドセルバッグ」があると、体操服などがランドセルに入りきらない時は便利です。


雨の日以外にも、荷物が多い日に役立ちそうです

レインコート  ひとりで脱ぎ着できますか?

大雨の朝、レインコートを着ていれば安心なのですが、レインコートには色々大変なことがあります。

朝、家を出る時は、おうちの方がお子さんにレインコートを着せてあげると思います。

でも、学校に着いて、ひとりで脱ぐことができるでしょうか。

私が実際に下駄箱付近で見たお子さんたちは、ランドセルの上からレインコートを着ているケースが多かったですが、ランドセルの幅が邪魔で、脱ぐのがとても大変そうでした。(たくさんのお子さんのお手伝いをしました)

そして脱いだあと、ビショビショに濡れたレインコートを小さな付属の袋に入れるのは、大人でも大変な作業です。

濡れたレインコートを干す場所がある学校は ほとんど無いと思います。

レインコートのポケットに、大き目のスーパーの袋を入れておいてあげると、濡れたレインコートをしまうのが楽になると思います。

下校時も大雨でレインコートを着る場合、ランドセルの上からレインコートを一人で着るのはかなり難しいと思います。自宅で練習して、どうしても難しそうだったら、先生やお友達に手伝ってもらうように伝えておくと良いかと思います。

我が家は、レインコートが2つあったので、

  • 登校時:私が一緒に学校まで付き添い、レインコートを脱がせて、そのレインコートは私が持ち帰る
  • 下校時:別のレインコートをランドセルに入れておいて、下校時にはそれを着て帰ってくる

ということをやっていました。

雨の日の持ち物

長い傘をさしても、レインコートを着ていても、長ぐつを履いていても、何だかんだであちこち濡れてしまうので、雨の日は以下のものをランドセルに入れて持たせていました。

・タオル(ビニール袋に入れる)

・くつ下(ビニール袋に入れる)

・大き目のスーパーのビニール袋(レインコートや折り畳み傘を入れる)

りり子
りり子

タオルとくつ下は、ランドセルの中ですぐに見つかるように、透明のビニール袋に入れていました。実際、何回か活躍しました!

豪雨で登校が遅れたら遅刻になる?

娘が通う小学校からは、警報発令以外の豪雨でも、登校時と重なった際は各自の判断で自宅待機して、雨風がおさまってから登校しても遅刻の取り扱いにはならない、と一斉通知がありました。(遅れて登校する場合は保護者の付き添いが必要)

豪雨の中、無理して学校に行かなくても大丈夫…ということがあるだけで、だいぶ気持ちも楽になります。

ご自身のお子さんが通う学校ではどのような扱いになるのか、保護者会や個人面談の機会などに確認しておくと、安心材料になるかもしれません。

まとめ 雨の日の登下校のポイント

  • できるだけ長い傘で (特に風の強い日)
  • レインコートをひとりで脱ぐ・着る・たたむ・しまう の練習
  • 脱いだレインコートを入れる大きめのビニール袋を持参
  • 濡れた時にそなえて、替えの タオル・くつ下の持参
  • 傘や帽子が風で飛ばされても、あわてて道路に飛び出さないように事前の声かけ
りり子
りり子

天気予報を見て前もって準備しておくと、雨の日の朝も あわてずに安心です