小学校に通うようになると、、毎日の服装選びに迷うこともあるかと思います。
小学校に着ていく洋服は、「動きやすい! 汚れてもOK! 着替えが簡単!」なものが一番だと思います。
でも、おしゃれな洋服を着せたいママさん、かわいい洋服を着ていきたい女の子、カッコいい洋服を着ていきたい男の子…、やっぱりお気に入りの洋服も着て通学したいですよね。
服装は、その日の学校での予定次第で、選ぶポイントも変わってきます。
現在小学校3年生になる娘の経験や、まわりのお友達の様子も含めて、小学生の服装選びについてポイントをご紹介したいと思います。
学校により服装ルールも異なるかと思いますので、あくまでご参考として見ていただければと思います
服装選びのポイント
今日、学校でどう過ごすか?によって服装選びも大きく変わります。
着替えが必要な授業があるか?
体育の授業
体育の授業がある日は、体操着に着替えることになりますが、着替えに与えられる時間は短いです。
小学校3年生の娘は、「3分で着替えるように」と言われているそうです。
「何時間目に体育の授業があるか?」もポイントで、1時間目なら朝の会が終わってすぐ、給食後すぐの時間なら、給食を食べ終わった人から着替える、など、着替える時間が特に短い場合もあります。
体育の授業がある日は、簡単に脱ぎ着できるような服装がおすすめです。
低学年では男女、同じ教室で一緒に着替えることもあります。特に女の子は「男の子と一緒に着替えるのが恥ずかしい」と言って、体育の授業がある日は、下着が見えないワンピースやスカートがいい、と言うこともあります。(娘も小2になってから、言い始めました)
プール授業
体育と同じく、プール授業がある場合も着替えが必要になります。
プール授業では下着もすべて着替えるので、体育着の着替えよりも大変です。
くつ下など小物も多いので、うっかり紛失してしまったり、お友達のものと混ざってしまうこともありますので、特に低学年のうちは、名前もしっかり書いておくと安心です。
汚れる授業があるか? 給食の内容は?
汚れることが予想できる授業がある日は、汚してほしくない服装は避けます。
図工・書写・習字の授業
書写は、低学年の国語の授業の一部で、主に、えんぴつで文字をきれいに書き取る授業ですが、書写用のえんぴつは、4Bや6Bなど、芯がやわらかく、手や洋服のソデが真っ黒になりやすいです。図工や習字だけでなく、書写の授業がある日に長そでの洋服を着ていく場合は、汚れてもOKなものにするのがおすすめです。
生活の授業
小学校2年生までは、理科と社会の代わりに「生活」の授業があると思います。
この生活の授業では、外に出て虫を探したりすることもありますので、服が汚れる可能性もあります。
給食
幼稚園や保育園時代とちがって、それ程、こぼすことも無くなっているかと思いますが、カレーやミートソースなどのメニューの日は、注意が必要です。
お子さんはきれいに食べることができたとしても、別のお友達が、給食を運んでいる途中で机につまずいて こぼされてしまった…ということもあります。
暑い? 寒い? 座席の場所など
教室での座席
学校によってそれぞれですが、廊下側が寒い、窓側が暑い など、座席によって教室内の温度に差があることがあります。
エアコン
エアコンのある小学校も増えているかと思いますが、エアコンの吹き出し口の下の座席だと寒いこともあります。
娘は、普段は暑がりですが、夏はエアコンの冷房が効きすぎて寒いようで、真夏の時期になるとカーディガンを持参していました。冬は、暖房が効きすぎて、薄着がいいと言っていました。
エアコンが効きにくい日もあるようで、半そで 又は ロンTと、カーディガンなどの組み合わせにして調整できるようにすると良さそうです。
休み時間
午前中に20分間くらいの休み時間がある学校が多いかと思います。学校によっては、校庭が狭かったり、感染症対策で、学年ごとに校庭で外遊びができる日が決められていたりする学校もあります。
休み時間に外遊びをする場合、汚れも気になりますが、外で思い切り遊ぶと、子供はすぐに汗をかいてしまうので、重ね着などで体温調節できる服装が良いと思います。
名札のピンはOK?
学校では名札を付けて過ごすことが多いかと思います。安全ピンで刺してしまうと、洋服に、安全ピンの穴が残ってしまうことがあります。ちょっと良いお洋服でサイズアウトしたらメルカリなどで売ろうと思っている場合、ピンの穴が残っていると売れにくくなってしまうかもしれません。
ピンが水に濡れたりしてサビていると、ピンの穴も黒くなって余計に目立ちます。
トイレは 和式? 洋式?
特に女の子に関係しますが、学校のトイレが和式か洋式かによっても、注意が必要です。
低学年だと、特に和式の場合、まだトイレの床を汚してしまうこともあるかと思いますので、トイレを利用する際に、できるだけ床に触れないように、服装に注意するだけでなく、洋服の上げ下ろしをご自宅で練習してみると良いかと思います。
洋式でも、ワイドパンツのような場合、ズボンを下した時に床に揺れる可能性が高いので、慣れないうちは避けた方が安心です。
移動ポケット ワンピースだと付けるところがない?
こちらは女の子向けですが、ワンピースは着替えも楽で、娘もよく学校に着ていきますが、移動ポケットをどうするか、ちょっと悩みます。
移動ポケットには、ななめ掛けできるようにショルダー紐が付いているものもあります。
でも、学校によっては、移動ポケットを直接ズボンに付けるのはOKでも、ななめ掛けはダメという学校もあるかと思います。ななめ掛けにしていると、引っかかることもあって危ないので、特に低学年のうちは危険です。
ワンピースで、移動ポケットのななめ掛けがダメな場合は、レギンスなどに移動ポケットを付けることになりますが、スカートを少しまくって移動ポケットからハンカチを出すことになってしまいます。
ワンピースを選ぶ際は、ワンピース自体にポケットが付いているものを選ぶと良いと思います。ポケットが左右両方についているとハンカチ、ティッシュが別々に入れられて、モコモコせず邪魔になりにくいですね。
我が家のおすすめの服装は、「Tシャツ または ロンT」に「カーディガン」などの上着を合わせるスタイルです。お子さんの「暑い!寒い!」にうまく対応できるように、数パターン準備しておくと安心です。