あてま高原 ベルナティオホテルで雪遊び! シャトルバスや本館ツインルームのお部屋はどんな感じ?

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小学生とおでかけ

ベルナティオへの送迎バスから積雪情報、キッズスキーレッスンまで!小学生の雪遊びを詳しくご紹介します

新潟県にある「あてま高原リゾート ベルナティオ」について、小学校低学年連れで宿泊した際の目線でご紹介したいと思います。

・2023年2月初旬 土曜日に1泊

・大人2名、小学生低学年1名で宿泊

・夕朝食付き 本館ツインルーム利用

・新幹線で東京から越後湯沢へ。その後、送迎バスでホテルへ

ベルナティオへの送迎バス

私たちは往復ともに越後湯沢からベルナティオへは送迎バスを利用しました。特に小学生くらいになると、幼児では何でもなかったお子さんでも、車に酔ってしまうことがあるかと思います。(うちの娘がその状況です)。事前に送迎バスについてネットで調べてみたものの、あまり詳細が分からなかったので、ここでは送迎バスについて多くご紹介したいと思います。(ホテルHPでは、「ベルナティオシャトルバス」と記載されています)。少し長くなりますので、送迎バスについて詳細情報不明でしたら、こちらは飛ばしてください。

ホテルの送迎バスは無料ですが、完全予約制です。私たちは宿泊2週間ほど前に、ホテルへ電話して予約しました。利用したのは土曜日の11時50分 越後湯沢駅発、12時40分ホテル着の便です。土曜日でしたが渋滞することもなく、当初50分の予定時刻でしたが、40分ちょっとで到着しました。

越後湯沢駅からの送迎バスは、東口から乗車になります。反対側の西口とは結構距離があるので、間違えないようにしましょう。

出発時刻の5分前には発着所に到着していましたが、既にバスが停まっていて、多くの方が乗っていました。ホテルHPのアクセス情報では、「BELNATIO」と書かれた濃いピンク色のような小型バスの写真が掲載されていますが、私たちが乗車したのは、行きも帰りも下の写真の大型観光バスでした。スーツケースなどの大型荷物は、座席下の荷物用スペースに入れることができます。

往復利用した送迎バス

発車5分前到着の私たちの後ろにも、まだ数組、この送迎バスに乗る予定の方がいましたが、満席となってしまい(さすがに補助席までは使っていませんでしたが)、近くに止まっていたホテルのマイクロバスに乗車されたようです。

乗り物酔いが心配な娘の場合、マイクロバスではちょっと心配だったので、大型バスに乗れてほっとしました。その日の予約人数によって、バスの車種は変わるかと思いますので、希望のものを選択するのは不可かと思いますが、心配な方は事前にホテルに問い合わせて、事前に心の準備をしておくと良いかもしれません。(ちょっと大げさですが)。今回は冬のピーク時の週末で利用者が多かったため、大型バスが出ていたのかなと思います。

越後湯沢駅からはこの送迎バス以外では、交通手段は、タクシーかレンタカーのみとなるようです。越後湯沢駅から、ほくほく線で十日町駅まで行き、そこから送迎バスが出ているようですが本数が少ないため、送迎バスのスケジュールはホテルHPで事前に確認していくことをおすすめします。

帰りも、この大型バスでホテルから越後湯沢まで送っていただきましたが、マイクロバスが出なかったのか、補助席利用での満席でした。

車酔いが心配な場合は、最前列に座ることもあるかと思いますが(こちらは座席の事前予約はできず、先着順かと思います)、最前列は窓が開かない仕様でした。少しの間でも窓を開けて外の空気を吸うと車酔いがおさまることもあるかと思いますので、その場合は、最前列以外が良いのかもしれません。

越後湯沢駅付近でも1m以上の積雪でしたので雪道が心配でしたが、山道に入っても周囲は2mくらい積もっているのに、越後湯沢駅からホテルまで、道路には雪がほとんどなく驚きました。雪のない道路でも、ドライバーさんはとても安全運転で、安心でした。途中、雪の上に動物の足あとや、巨大なつららを見ることができました。山道も何回か大きなカーブがありましたが、思ったほどクネクネの山道ではなかったです。

越後湯沢駅を出てすぐの景色

ホテルに到着 ランチはどうする?

越後湯沢駅から送迎バスに乗り、ホテルに着いたのは、ほぼ定刻の12時40分でした。まずはチェックイン。お部屋は15時から使えるとのことでした。私たちは、14時からキッズスキーレッスンを申し込んでいたので、急いで昼食を食べる必要がありました。

越後湯沢駅で少し時間があったので何か食べてくれば良かったのですが、娘の車酔いが心配で、バス乗車の前に昼食を取ることは止めて、ホテルで何か食べようということにしていました。売店でおにぎりでも買えたらいいな、と思っていたのですが、売店では軽食のようなものはありませんでした。

送迎バスが到着する本館入口から入って、まっすぐ進むと暖炉が目印となるロビーラウンジ「パエーゼ」があり、すぐに座れそうだったので、そこで軽く昼食を取ることに。この「パエーゼ」の隣に「アイリス」というレストランがあり、アイリスの方がメニュー種類が多く、しっかり食べたい方はアイリスの方が良いかもしれません。

一部ですがメニューの写真を載せてみます。ここには載っていませんが、ポテトフライの単品もあり、ちょっと送迎バスで車酔いした娘も喜んで食べていました。

スノーパークにも軽食は売っていなかったので、サンドイッチやおにぎりをパパっと食べたいという方は、越後湯沢駅で事前に購入した方が良さそうです。カップラーメンなども見当たりませんでした。

ロビーラウンジ「パエーゼ」のメニューの一部です
ロビーラウンジ「パエーゼ」のメニューの一部です

キッズ スキースクール

ホテルに到着した土曜日の14時からのキッズスキースクールに娘が参加しました。申し込みは宿泊2週間ほど前にホテルに電話して申し込みしました。定員が10名までで、娘が参加した時は9名の参加でした。ホテルHPによると、5歳から参加可能で、スキーが初めてのお子様向けのレッスン、となっています。娘の場合の費用は、キッズレッスン2,200円、子供用スキーセット1,540円、子供用ウェアレンタル1,540円で合計5,280円(税込)でした。靴下とグローブはレンタルが無いので自宅から持参しました。

服装は薄手のロンTに、薄手のフリースを着せたトップスと、カットソー生地の長ズボンを履かせて、その上からスキーウェアを着ましたが、晴れていたので、途中で暑くなってしまったようです。ただ、その後、雪が降ってきて日差しがなくなると、急に寒くなってしまったので、脱ぎ着ができて調節可能な服装が良さそうでした。ニット帽は、ウェアのフードをかぶればいいかな、と思って持参しませんでしたが、途中で雪が降ってくると、やはりニット帽があった方が良かったと思いました。暖かさもそうですが、フードだと視界が遮られてしまい、遊ぶ時に気になってくるようです。雪遊びの際は長靴も500円で借りることができます。

集合時間の14時より10分ほど前にキッズスクール集合場所(本館2階のウェアなどのレンタルコーナー付近)に行くと、スキー道具、ブーツ、スキーウェア、ゼッケンに名前が書かれて、すべてセットされていました。スキーウェアは、申し込み時にサイズを伝えていて、そのサイズで用意されていて、柄は選べませんでした。(でも、柄も違和感なく、きれいなウェアでした)。近くに更衣室もあるので、そこで着替えることができます。

更衣室です。誰もいないことを確認して撮影しました。鍵がついているロッカーがなく、すべて埋まっているのかと焦りましたが、
鍵はレンタルウェアコーナーで借りることができます。奥には個室の更衣室もあります。

この時点でまだ客室には入れないので、スーツケースなどはクロークに預けました。

集合場所は屋内で、廊下の一部にベンチが置かれて、ちょっとした待合い広場になっているようなところですが、まずはそこでブーツを履き、スキー板の扱い方、注意すること、スキーの履き方、準備体操などをおこないます。生徒9名に対して、2名のコーチがついてくれました。その後、スキー板の持ち方も教わり、子供自身がスキー板を持って、外の広場まで歩きます。親はここでバイバイすることも可能ですが、私が行った回では、多くの親御さんが子供と一緒に外まで歩いて行きました。

キッズスキーレッスン 集合後、まずは屋内で準備体操

レッスンは14時から16時までの2時間ですが、途中、1時間が経過した頃に休憩を取るので、お水などの飲み物を持ってきてほしいとのことでした。事前にコーチに預けることも可能のようでした。

このホテルは、スキーゲレンデが併設されているわけではなく、夏場はゴルフ場のところをスノーパークとして開放しているので、スキーレッスンも、ゆるい斜面(というか坂)の広場でおこないます。その広場は、スキースクール専用になっていました。

スキーレッスン開始直後の様子

私は15時になって客室に入れるようになったタイミングでスーツケースを部屋に運んだりしていたので、ずっとは付き添えませんでしたが、後半では、平地でハの字で止まる練習をして、ゆるい斜面を滑るところまでやっていました。斜面の下に親が待機して、自分の子供を止める、ということを何回か繰り返し、最初は怖がっていた娘も、最後は恐怖心もなくなって楽しんでいました。

16時にレッスンが終わると現地解散で、各自でスキー板を持って、レンタルコーナーまで返却に行きます。なので終了時には親御さんが近くにいた方が良さそうでした。その後、ウェアはまだ借りたままで、遊びの広場である「スノーランド」でソリ滑りなどを楽しみました。

「スノーランド」の営業時間が16時30分までなので、キッズスキースクールに参加してしまうと、午後はほとんど雪遊びをする時間がなくなってしまいます。スノーランドの営業が終了した後は、雪遊びができるスノーランドの出入り口が閉鎖されてしまい、あとは、出られる屋外は駐車場側となってしまうので、外で雪遊びをするのは難しそうでした。

大人のレンタルグッズ

大人のレンタルウェアももちろんあります。大人サイズ SS・S・M・L・2Lまで。ただ2Lサイズは品数が少なめでした。ウェアは男女兼用サイズとのことです。長靴も500円で借りられるので、自宅からはスニーカーで行って、借りた長靴で雪遊びを思い切り楽しむことができます。HPには長靴は27cmまでと記載されているので、これ以上のサイズの方はご注意を。手袋など小物はレンタルはありませんが、購入することは可能です。

スノーパークで雪遊び

ベルナティオはスキーゲレンデが併設されている訳ではありませんが、雪遊びができる「スノーランド フォレストフェアリー」と名付けられた広場があります。この広場は、1階の専用ドアからしか出入りできないようです。こちらで無料・有料のアクティビティを楽しむことができます。

スノーランドの入り口付近に貼られている有料アクティビティ情報

有料のものは、チュービング、ラフティングを体験している人が多かったです。

無料のものは、広場で雪だるまや、かまくらを作ったり、大きな雪山に登ったり、ソリ滑りを楽しむことができます。

有料の浮き輪で滑るチュービング。上までは、浮き輪に座ったまま引っ張り上げてくれる機械ベルトがあります。
それぞれのチューブをつなげて大人数で一緒に滑る人もいました。
ソリは無料で借りることができます。
ソリ滑り専用の坂があります。歩いて登ります。閉園間近なので人が少ないですが日中はにぎわっていました。

お部屋・アメニティ

お部屋の様子やアメニティをご紹介します。

お部屋は本館1階のツインのお部屋でした。3名で利用なので、ソファーがエキストラベッドにセットされていました。1階だったので窓の外は積もった雪でほとんどおおわれてしまい、何も見えませんでした。時々、屋根から雪が落ちてザザーという音がしていましたが、眠れないことはありませんでした。

ハンガー。右側は少し高いところにハンガーがあってロングコートも掛けられます。
ハンガーの向かい側。ポットが置いてあり、下には冷蔵庫(保冷庫と書いてありました)があります。着替えなどを置けて便利でした。この右側がお風呂とトイレです。
保冷庫と書かれていました。使うことはなかったです。冷凍機能はなさそう。
ウォッシュレット付きでした。トイレットペーパーは予備で新しいものが1個置いてありました
アメニティです。雪の中を歩いて疲れた足も癒されました。

お部屋には、DHCのオリーブゴールドシリーズのハンドソープやジェルローションが置いてありました。今回、スキンケアセットを忘れてしまい、ホテルの売店で買おうと思いましたが、お高い商品しか置いていなかったので、大浴場のスキンケアを利用しました。

キッズアメニティルーム 「Piccolo -ピッコロ」

子供のアメニティは、キッズアメニティールームの「ピッコロ」に全て置いてありました。子供用歯ブラシセット、お風呂で使うスポンジ、綿棒、ノンアルコール除菌シートなど。パジャマ代わりとなる館内着もキッズサイズがあり、130cmと150cmのサイズがありました。その他にも、「お子様用館内着」として95-110cmサイズ、110-125cmサイズのSとMサイズがあります。

ここでちょっと注意なのですが、「お子様用館内着」ではレストランでも着用可とあったので、館内着130cmサイズを子供に着せてレストランへ行ったら、「申し訳ありませんが…」と130cmの館内着ではレストラン利用不可と言われてしまいました。あくまでも「お子様用館内着」(胸にベルナティオのマークがあるデザインで95-110cmサイズ、110-125cmサイズのもの)しかレストランでの着用は認められておりませんのでご注意ください。(こんな間違いするのは私だけかもですが…)

もう小学生では使いませんがオムツも種類がたくさん置いてありました。オムツも含めて、アメニティは、ひとり5点まで利用させていただけるようです。詳細はホテルHPのピッキオのページをご参照ください。

お食事

お食事は、夕食・朝食ともに別館3階にある「コスモス」でいただきました。ビュッフェスタイルです。夕食は19時からにしましたが、かなり混雑していました。天ぷらとお寿司コーナーが隣り合っていて、どちらの列も大行列、しかもその列がどっちがどっちの列なのか分からない状態でした。天ぷらは揚がった途端に根こそぎ取っていく方もいたので、結構待つことになり、途中であきらめてしまいました。混雑が気になるものの、お食事はとてもおいしく、オレンジジュース、アップルジュース、ウーロン茶、コーヒー紅茶などソフトドリンクは追加料金なしで飲めるので、子供には良かったと思います。スタッフの方もみなさんとても親切でした。(お食事に夢中で写真を撮っておりませんでした)

お食事会場には、お部屋に備え付けてあるスリッパで行くことができますが、館内着での利用はできません。お子様も、125cmまでの「お子様用館内着」での利用は可ですが、130cm・150cmの子供用館内着では利用できないのでご注意ください。我が家は間違えて130cmの子供用館内着で来てしまい、本館のお部屋まで往復10分ほど、無駄に費やしました…。

売店

おいしそうで、おしゃれなバームクーヘン、お米、お酒、柿の種など地元の素敵なお土産がたくさん置いてありましたが、コンビニのような日用品やカップラーメンなどはほとんどありませんでした。ミキハウスのショップが入っているのは、ちょっと珍しいと思います。

総括

当初は、1泊2日で東京から行くには遠いし、荷物も多くなりそうだし、疲れそうでちょっと億劫だなあ…とさえ思っていたのですが、実際に行ってみると意外と近く感じ、何よりあれだけの雪を子供も体験できて良い機会だったと思いました。雪遊びも楽しめたし、お食事、温泉も良く、ホテルのスタッフのみなさんがいつもにこやかに挨拶してくださるので、心地よく過ごすことができました。

スキー場は併設していませんが、近隣のスキー場にも送迎バスが出ているようなので、子供がスキーに慣れてきたら、またこちらに泊まって近隣スキー場で遊ぶのもいいなと思いました。実際に娘も「また来年も泊まりたい!」と言っていたので、その時は1泊ではなく2泊できたらいいなあ、と思いました。